架空の物語

架空の現実で起こる日常。

どうやっても手首が痛くなってしまうエステティシャン①

ハァァッァァァァァァァァぁぁぁああッァァァァァァァァぁぁ。。。

 

 

マジうざい。かったるい。やってらんない。手首やばい。。

 

なんでこの仕事してんだろ。ノルマノルマのロマアロマあわや、ノルマ。

美意識高めのてんちょ。マジ半端ないし。どんだけ揉めんだろ。

何人いったらそんななんのって。コツとか?あるのかな。

情報くださいヨォォォォ…。

 

「てんちょ〜♪腕がぁ〜♫筋肉痛にならないようにするにわぁ〜♫どーしたらいいんですかぁ〜♫」

「えっ♪全身で押す感じ〜♪」

 

いやいやいやいや…簡単に言ってくれたよ…。分かりましたと言いました。はい。言われた通りやりました。

それで、これ!!ほれ!!!

 

手首逝きました。

 

なんなの。開始5分で手首終了って。

 

 

つか、お客さんでっかくね!??アメリカンサイズカン、パネェンスけど。

 

「痩せるって聞いて〜♪」

 

血行良くして痩せるんだったら、誰も苦労しねぇだろうが!!なに騙されとるんじゃ、エレファントウーマン!ゴラァー!!!

つーかまず、そっから痩せても無意味じゃね!??

 

 

つか目、なくね…??

 

 

一旦は痩せました。また戻りました。で、お決まりの言うんだろ?

 

 

「あそこ、あんまり効果なかった〜♫」

 

 

ちょいちょいちょい…お待ちなされよ?ですよ…。

効果出ないだろうなぁ〜でやってしまった私もですがその前に気づけよ!

リバウンド確定!いや確信!確変!!革命だよ!??

痩せやれるわけないだろがイィィィィィィいいいいいイィイィィィイ!!!!

鏡で何見てるのいつも?メイクしないのいつも?体重計は乗らないのいつも?

目をつぶっているのいつも!!!?

 

 

お前、目、どこにあんの!????!?!?!??

 

 

わかちゃ♪いるけど♪やめられ♪

 

ないの!?食生活!!

己で己の食生活管理してみたらいかがかなぁ〜!??

 

 

 

「もう少し強く押してもらえませんか?」

「あっ♪はぁぁぁい♪」

グィーーーーーーーー…。

 

 

 

 

 

手首〜!!!!私の!手首ぃぃぃいいいいいいいイィィィィィィッイ!!!!!

もう完全におワタ…。

一人目で完全逝ったな。もう無理。帰りたい。選手交代。

 

 

 

 

 

 

 

 

って事が昨日あって〜、頑張ってるっしょ?私〜♡

だから、今日もお仕事頑張ります♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とエステ勤めの友達からラインがきた。

 

 

「ようやく夢叶った〜♪絶対に私の天職だと思うのぉ〜♪」

「どんな壁でも乗り越えられちゃう的な〜♪」

「絶対私に向いてるもぉぉん♪」

 

 

と豪語していた。それも先週言っていた。

反対だったのに。

だって、細いし柔いし根性ないしプライド高すぎだし。

まぁ聞く耳持たないしね。

無理だって〜と柔らかくではあるけど、言い続けていたのに。

結果が私は見えていたのに。

 

「う、うん。頑張ってね!ww」

 

この一言しか言えない私は本当に彼女の友達なのかなぁ〜。

その前に、

 

「おま……やっぱ無理じゃん!向いてないじゃん!辞めちゃえよぉぉぉおぉぉ。」

 

これが言えたら、いいのになぁ〜。。

ウケるから、もうしばらく様子見てよっと♪

 

 

 

続く。